【2026年8月更新】結論から言うと、いま日本企業がオフショア開発先を選ぶなら、単価・品質・時差のバランスが最も取れているのはベトナムです。本記事では、ベトナムオフショア開発の単価相場(2026年最新)からメリット・デメリット、ラボ型開発(ODC)の仕組み、失敗しない開発会社の選び方までを、ハノイの開発会社 Tinasoft Vietnam が実務目線で解説します。
この記事でわかること
- 2026年最新の国別・職種別の人月単価相場
- メリットだけでなくデメリットと対策
- ラボ型開発(ODC)と受託開発の使い分け
- 発注前に確認すべき5つのチェックポイントとよくある失敗
目次
- ベトナムが選ばれる3つの理由
- メリット・デメリットと対策
- 単価相場【国別比較・2026年最新】
- ラボ型開発(ODC)とは
- 失敗しない開発会社の選び方
- よくある失敗と対策
- AI実装ラボ(AI PoC 40万円〜)
- 料金プラン/ご契約までの流れ
- よくあるご質問/まとめ
ベトナムが選ばれる3つの理由【2026年】
1. 日本のIT人材不足は約53万人 — 採用では間に合わない
経済産業省の試算では、日本のIT人材は2030年に最大約79万人不足するとされています(参考:IPA デジタル人材に関する調査)。国内採用だけで開発体制を確保するのは年々難しくなっており、オフショア開発の活用は「コスト削減策」から「事業継続の必須手段」に変わりました。
2. 開発コストは日本国内の約1/3~1/2
ベトナムのエンジニア単価は日本国内の約1/3~1/2。同じ予算で2~3倍の開発体制を組めるため、新規開発と保守を並行して進められます。
3. 時差わずか2時間・高い定着率
日本とベトナムの時差は2時間。朝会や日次のやり取りがリアルタイムで行えます。親日的な国民性と高い定着率により長期のチーム維持がしやすい点も、インド・フィリピンと比較したときのベトナムの強みです。
ベトナムオフショア開発のメリット・デメリットと対策
良い面だけを見て発注すると必ず失敗します。デメリットも正直に挙げ、それぞれの対策とセットでご確認ください。
主なメリット
- 開発コストを大幅に削減(日本国内比 約1/3~1/2)
- 若く豊富なIT人材(平均年齢が若く、採用市場が拡大中)
- 時差2時間でリアルタイムのコミュニケーションが可能
デメリットと対策
| デメリット | 対策 |
|---|---|
| 言語・コミュニケーションの壁 | 日本語資料・議事録のドキュメント化、ブリッジ人材の配置 |
| 品質のばらつき(会社による差が大きい) | 2~4週間の有償パイロットで実際の品質を確認してから本契約 |
| 為替変動リスク | 日本円建て契約にする(当社は円建て見積り・請求に対応) |
ベトナムオフショア開発の単価相場【国別比較・2026年最新】
オフショア開発白書2026(オフショア開発.com)によると、主要6カ国のプログラマー人月単価は約27万~58万円。ベトナムは40.1万円と「最安値ではないが、品質・人材供給・安定性のバランスが最も良い」ポジションにあります。

職種別のベトナム平均単価(人月)は以下のとおりです。
| 職種 | ベトナム平均単価(2026年) | 前年比 |
|---|---|---|
| プログラマー(PG) | 40.1万円 | +1.8% |
| シニアエンジニア(SE) | 50.0万円 | +3.5% |
| ブリッジSE(BrSE) | 59.0万円 | ±0% |
| プロジェクトマネージャー(PM) | 71.4万円 | +2.0% |
単価は毎年緩やかに上昇しています。円安局面では「早めにチームを確保し、長期契約で単価を固定する」ことがコスト面で有利に働きます。
ラボ型開発(ODC)とは?受託開発との違い
ラボ型開発とは、御社専属のエンジニアチームを一定期間(通常6カ月~)確保する契約形態です。案件単位で発注する受託開発と異なり、期間内であれば仕様変更や複数案件の依頼が自由に行えます。

アジャイルで継続的にプロダクトを育てたい企業にはラボ型開発が、要件が確定した単発案件には受託型が適しています。Tinasoftは両方の契約形態に対応しています。
失敗しない開発会社の選び方【5つのチェックポイント】
ベトナムには数百社のオフショア開発会社があり、品質・価格・体制は会社によって大きく異なります。ベンダー選定では以下の5点を必ず確認してください。

① 開発実績と取引企業
類似業界・類似規模の開発実績があるか。大手企業との取引実績は、品質管理体制が一定水準にある証拠になります。
② 契約形態の柔軟性
ラボ型・受託型の両方に対応できるか。小さく始めて拡大できるパイロット制度があるかも重要です。
③ セキュリティ体制
NDA締結はもちろん、ソースコード・データへのアクセス管理がルール化されているかを確認しましょう。
④ 日本語コミュニケーション
日本語資料・日本語での問い合わせ対応の有無。ブリッジ人材の体制は、プロジェクト規模に応じて確認が必要です。
⑤ 単価の透明性
「単価が安く見えて、初期費用・管理費が別途高額」というケースは少なくありません。総額ベースで比較することが、オフショア開発で失敗しない最大のポイントです。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 成果物が想定と違う | 仕様の丸投げ・曖昧な指示 | 要件のドキュメント化と週次定例で認識合わせ |
| 想定よりコストが膨らんだ | 単価だけで会社を選んだ | 初期費用・管理費を含む総額で比較する |
| 品質が安定しない | いきなり大規模で発注 | 有償パイロット→小規模チーム→拡大の順で進める |
Tinasoftのオフショア開発サービス
Tinasoft Vietnamは2018年設立、300件超の開発実績を持つハノイのソフトウェア開発会社です。Samsung、Viettel、Habeco、VISANG Educationなど国内外約100社との取引実績があります。
- ラボ型開発(ODC) — 専属チームを月額制で。最低3カ月・1名から。
- 受託開発 — 要件定義から納品まで一括対応。マイルストーン検収。
- Web・モバイルアプリ開発 — React / Next.js / Node.js / Python / PHP、Flutter / Kotlin / Swift。
- UI/UXデザイン・BA — 要件整理からプロトタイプまで。
- データ・AI開発 — PyTorch / TensorFlow / Elasticsearch。AIツール活用により開発速度35~50%向上(自社実績)。
- IoTソリューション — デバイス連携からクラウドまで一貫対応。
2026年のオフショア開発における最大のトレンドは、AIコーディングツールを組み込んだ開発体制です。同じ人月単価でも、AI活用の有無で実際のアウトプット量に大きな差が生まれます。単価だけでなく「1人月あたりの生産量」でベンダーを比較することをおすすめします。
料金プラン(参考単価)
ラボ型チーム:一人あたり 約40万~50万円/人月
例:3名チーム(エンジニア2名+QA1名)月額 約115万円~ / 5名チーム(PM含む)月額 約235万円~。初期立ち上げ費用0円・管理費込みの明朗会計です。
| 職種(単独アサインの場合) | 参考単価(人月) |
|---|---|
| ジュニア~ミドルエンジニア(2~4年) | 38万~44万円 |
| シニアエンジニア(5年以上) | 48万~56万円 |
| QAエンジニア/テスター | 32万~40万円 |
| UI/UXデザイナー/BA | 38万~46万円 |
| プロジェクトマネージャー/チームリーダー | 65万~72万円 |
※ 料金は日本円建て・税別、1人月=160時間。初期立ち上げ費用は無料、管理費・PM工数は単価に含まれます。長期契約・チーム契約は個別お見積りにて優遇単価をご提示します。英語圏向けの料金体系は料金ガイドをご覧ください。
AI実装ラボ — 生成AIを「実装」できる開発チーム
2026年の課題は、生成AIをPoCで終わらせず、既存システムに組み込んで業務に定着させることです。Tinasoftは全エンジニアがAIツールを活用する開発体制で、AI機能の実装に特化したラボ型チームをご提供します。
| プラン | 期間・体制 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|---|
| AI PoC Sprint | 2〜4週間 | 40万〜80万円(固定) | チャットボット/RAG検索/業務自動化など1テーマを検証し、動くプロトタイプと評価レポートを納品 |
| AI実装ラボ | 1〜3名・月額制 | 40万円〜/人月 | 既存システムへのAI組込み(API連携、社内データ活用、運用まで) |
| ラボ型開発(標準) | 3名〜・月額制 | 一人あたり約40万〜50万円/人月 | Web・モバイル・業務システムの継続開発 |
自社実績:自社開発のAI搭載CRM「TinaCRM」と、コンテンツ制作・配信を自動化したマーケティング基盤を社内で運用中。「AIで自走する会社」のノウハウを、そのままお客様の開発チームに持ち込みます。いずれのプランも初期費用0円・日本円建てです。
ご契約までの流れ

2~4週間の有償パイロットからスタートできるため、「いきなり長期契約は不安」という場合でも、実際の開発品質とコミュニケーションを確認したうえでご判断いただけます。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 品質は大丈夫ですか?
300件超のプロジェクト実績があり、Samsung、Viettelなど大手企業との取引経験があります。全案件にQAを組み込み、AIツールを活用した開発体制で品質とスピードを両立しています。
Q2. 日本語でのやり取りは可能ですか?
日本語でのメールお問い合わせに対応しており、日本語の提案資料・報告資料をご用意しています。日本語ブリッジ体制は順次拡充中です。
Q3. 最低契約期間・最小人数は?
ラボ型開発は3カ月・1名からご契約いただけます。まずは2~4週間の有償パイロットで小さく始めることも可能です。
Q4. セキュリティ対策は?
全プロジェクトでNDAを締結し、データ保護基準に基づきアクセス管理・情報管理を運用しています。
Q5. 費用はどのくらいかかりますか?
エンジニア単価は38万円/人月から、ラボ型チームは一人あたり約40万~50万円/人月が目安です。初期費用は無料、管理費も単価に含まれます。
Q6. 為替リスクはありませんか?
お見積り・ご請求は日本円建てのため、日々の為替変動リスクはお客様側にありません。大幅な変動時の取り扱いは契約時に取り決めます。
Q7. 発注から開発開始までどのくらいかかりますか?
お問い合わせからNDA締結・要件ヒアリングを経て、最短2週間で開発をスタートできます。
Q8. どんな開発が得意ですか?
Web・モバイルアプリ開発、業務システム、データ・AI機能開発、IoTが中心です。フィンテック・物流・教育分野の実績が豊富です。
まとめ
- ベトナムの単価は「最安」ではなく「バランス最良」— PG 40.1万円/人月が2026年の相場
- 継続開発ならラボ型開発(ODC)、単発案件なら受託型
- 会社選びは単価ではなく「初期費用・管理費込みの総額」で比較する
- いきなり本契約せず、有償パイロットで品質を確認してから拡大する
ベトナムオフショア開発は、正しい進め方さえ押さえれば「コスト削減」と「開発スピード向上」を同時に実現できる選択肢です。まずは小さく試すところから始めてください。
この記事の執筆・監修
Tinasoft Vietnam 編集部(監修:CEO Hoang Thu Thuy)。2018年設立、300件超の開発実績を持つベトナム・ハノイのソフトウェア開発会社。日本企業向けにラボ型開発・受託開発を提供しています。
会社概要
| 社名 | Tinasoft Vietnam Co., Ltd.(ティナソフト・ベトナム) |
| 設立 | 2018年 |
| 代表者 | CEO Hoang Thu Thuy |
| 所在地 | 4th Floor, Ellipse Tower, 110 Tran Phu, Ha Dong, Hanoi, Vietnam |
| 事業内容 | ラボ型開発(ODC)、ソフトウェア受託開発、Web・モバイルアプリ開発、UI/UXデザイン、IoTソリューション |
| 主要取引先 | Samsung、Viettel、Habeco、VISANG Education、Icetea Labs ほか |
お問い合わせ(無料相談)
「概算見積りが欲しい」「ラボ型と受託どちらが合うか相談したい」など、お気軽にご連絡ください。日本語でのお問い合わせも受け付けております。2営業日以内にご返信します。
メール:contact@tinasoft.vn / 電話:+84 24 6329 5589



